月別アーカイブ: 2017年4月

ご卒業おめでとうございます

この春に卒業を迎えられた皆さん、ご卒業おめでとうございます。そして4月からは新入生ですね。なんだか緊張すると同時に、新しい夢や期待がふくらんで、ソワソワ、ドキドキですね。上センも小学校入学式の時のことをよく覚えています。母は着物を着ておめかしし、私も母の作ってくれたお洋服を着てバッサリおかっぱ頭にして、緊張感いっぱいでした。その割には自分の名前すらひらがなで書けずに、隣の子の名前をまねて書いて周りに笑われてしまいました。皆さんはひらがなどころか漢字や英語まですごいレベルで出来るので、ホントに昔と違いますね。親御さんのなかには、お子さんが幼稚園のうちから絵がちょっと描けないだけで心配なさっている方もいらっしゃいますが、全く大丈夫ですよ。幼いうちは技能を習うより自信というエンジンを積むことが一番です。エンジンがしっかりしていれば、あとはブルルゥ~と、進むべきときにどんどん進めます。幾多の春を重ねて生きていると大切なことが見えてきます。エンジンはむやみやたらにいじりすぎず、時折上質なオイルを入れて気持ちよく動けるようにしておいてあげると、とっても快調に回ってくれるのではないでしょうか。この冬は、上センはたくさん映画を観ましたよ。これも、エンジンに良いオイルを入れる作業のひとつですね。どの映画も素晴らしかったです。「モアナと伝説の海」は制作にこだわりがあり、最後のエンディングのところも素晴らしい、作品にマッチしたカリグラフィーが使われていて、カット部分も皆、ワンシーンごとに頭に焼きつきます。大事なのは作品を最後まで魅せる!!ということ。あなたたちの作品も一緒。サインにも心をこめてください。絵にマッチするサインや、サインを入れる位置のレイアウトの工夫などで、作品がいっそう輝きます。そんなこともふくめ、今月も勉強していきます。

3月の作品を終えて
 (ジャンル=絵画)
ケントボードに下地(ジェッソ、モデリングペースト)を施し、自分の作品イメージに合わせてほんのり薄い色を調合して表裏を塗りました。裏も塗るのは、片面だけに塗るとボードが反ってしまうからです。アウトラインは色鉛筆の人、鉛筆の人、何もなしの人とそれぞれです。本来、モノそれ自体にはアウトラインはないのですが、絵を描く時にアウトラインがないと形がとれないので、たいていの人はアウトラインを先にざっと描きます。場合によっては作品の色に合った色鉛筆で形をとりました。アクリル絵の具での彩色は、水彩のように滲みをきかせて使う人もいれば、油絵のようにぽってり力強く塗る人もいて、個性がでますね。最後にパステルで色を差して、効果を出している人もいました。パステルは混色ができないため、作品のイメージに合った色を使えるよう、ログでは色を豊富に揃えています。ルフランというメーカーのパステルはフランスの高級パステルで、今はもう手に入れることは出来ませんが、3月で退職したアニメクラス講師のたけいゆり先生が寄付してくれました(160色)。ゆり先生のさらなる飛躍を応援してます。
ゆり先生がんばってね!!

4月の作品予定
〇筆と絵の具の使い方(ジャンル=絵画)
オリジナルのテキストを使い、筆と絵の具の「基本」を指導します。新学期を迎え、また展覧会準備として、正しい道具の使い方を通じ、お行儀も伝えたいと思います。

〇銅版画(ジャンル=版画)
展覧会制作として、子供達に上田創作の物語を語ります。その物語からイメージしてミニ銅版でエッチング制作します。月1クラスも銅版画をします。

ログ・アトリエ 上田洋子(上セン)